やっぱ前ゴムでしょ!




アサヒコーポレーション
ハイゼクトスクール

株式会社アサヒコーポレーションより発売されている前ゴムシューズです。アサヒコーポレーションは大正7年、福岡県久留米市で日本足袋株式会社として設立され、ゴム製地下タビで有名になりました。のちの昭和22年に日本ゴム株式会社に商号を変更し、昭和63年に現在の会社名になりました。
「アサヒ靴」ブランド名は余りにも有名です。
平成3年をピークに売り上げ不振により業績が悪化し、平成10年4月会社更生法を申請しつい最近まで再建の道を歩みましたが、見事再建に成功しています。アサヒ製の前ゴム靴も一時期は消滅の危機に晒されましたが、再建によって現在も販売されています。
また、「ハイゼクトスクール」の他にも布製の前ゴム、改良型の前ゴム「スクールベル」を製造販売しています。
ハイゼクト

昭和40年後半の
ハイゼクトスクール
(18.0cm、白色)

初期から昭和60年頃まで製造されたタイプです。
甲ゴムのデザインや中敷きを始め、大きな違いは 靴底が違うくらいで余り変化はありません。かかとの部分に耳が付いています。
画像は昭和49年のものです。
ハイゼクト(白)ハイゼクト(白)ハイゼクト(白)ハイゼクト(白)
ハイゼクト(白) ハイゼクト(白) ハイゼクト(白) ハイゼクト(白)
ハイゼクト(白)



昭和60年〜平成4年頃の
ハイゼクトスクール
(17.0cm、白色(赤甲ゴム))

上の白色ハイゼクトと違うのは、中敷きの着色(黄色)が省かれ、白に青色のみの印刷となり、底の材質が軟質ビニル底から発泡加工を施した柔らかい靴底に変更になりました。その他は変化有りません。
この白に赤の甲ゴムは固有の品番がないようで白色の「KC31001」の後ろに「DA」と追記されているようです。現在は生産中止になっています。
画像は平成2年のものです。
ハイゼクト(白赤) ハイゼクト(白赤) ハイゼクト(白赤) ハイゼクト(白赤)
ハイゼクト(白赤) ハイゼクト(白赤) ハイゼクト(白赤) ハイゼクト(白赤)
ハイゼクト(白赤) ハイゼクト(白赤) ハイゼクト(白赤)

平成4年頃〜平成10年頃の
ハイゼクトスクール
(24.5cm、コバルト色)

長年大きな変化の無かったハイゼクトの底のデザインが変わりました。同時に中敷きと底に記入されている「ASAHI」のロゴが変わっています。靴底以外のデザインは変化がないようです。
画像は平成6年のものです。
ハイゼクト(コバルト) ハイゼクト(コバルト) ハイゼクト(コバルト) ハイゼクト(コバルト)
ハイゼクト(コバルト) ハイゼクト(コバルト) ハイゼクト(コバルト) ハイゼクト(コバルト)
ハイゼクト(コバルト) ハイゼクト(コバルト)


平成10年頃〜現在の
ハイゼクトスクール
(24.5cm、白色)

上のコバルトとの大きな変化は有りませんが、細かいところは、甲ビニールの材質がやや柔らかいものに変わったこと、靴底の材質が変わったらしく、やや色合いがベージュ色ぽくなりました
中敷き布の材質も少し光沢のある物から無いものに変更されています。あとはサイズ表記のフォントが変わったくらいかな・・・ 画像は平成12年のものです。
ハイゼクト(白) ハイゼクト(白) ハイゼクト(白) ハイゼクト(白)
ハイゼクト(白) ハイゼクト(白) ハイゼクト(白) ハイゼクト(白)
ハイゼクト(白) ハイゼクト(白)


解説は管理人の独断と偏見です(^^:)間違いがありましたら掲示板でお願いします。直します。


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