やっぱ前ゴムでしょ!




アキレス ハイロケット
アキレス株式会社より発売されている前ゴムシューズです。昭和53年頃までは「興国化学株式会社」という会社名 でしたが、のちに「アキレス株式会社」に社名変更してます。
商品名も当初は「ロケットシューズ」でしたが、これも現在は「ハイロケット」という商品名に変わり、現在も生産されています。
現在生産されているのは、白地に甲ゴムが赤のライン、コバルト、黄、白の4色です。
サイズはアサヒコーポレーション・月星とも25.0cmまで製造している反面、アキレスは24.5cmどまりです。
特徴としては甲ゴムが小さめで、全体的に低い感じで、コッペパンのような形です。甲ゴム周りの縁取りや履き口に使用する材料を甲材と同色にしています。
木型は細くも太くもなく、どちらかというと標準的な木型だと思います。ワイズはEEです。
ハイロケット

昭和40年前半の
ロケットシューズ
(21.5/22.0cm、黄色)

恐らく昭和30年代から昭和45年頃までに製造された「ロケットシューズ」です。
甲ゴムのデザインは現在の物と変わり有りませんが、 靴底が生ゴム製です。内側の中敷きですが、現在は靴底と一体になっているのに対し、黒いゴム製の中敷きに布を貼付し、別部品になっています。かかとの部分に耳(靴を履くときに手で持つ部分)が付いています。
ロケット(黄)ロケット(黄)ロケット(黄)ロケット(黄)
ロケット(黄) ロケット(黄) ロケット(黄)

昭和40年前半の
ロケットシューズ
(17.0cm、コバルト)

上の黄色いタイプの色違いです。当時アキレスはサイズ20cmを境に2種類の甲ゴムデザインと中敷きのデザインを変えていました。製造時期は上の黄色いタイプとほぼ同じですが、写真で違いが分かると思います。
ロケット(コバルト)ロケット(コバルト)ロケット(コバルト)ロケット(コバルト)
ロケット(コバルト)ロケット(コバルト)ロケット(コバルト)ロケット(コバルト)

昭和40年後半の
ロケットシューズ
(18.0cm、コバルト)

昭和46・7年頃に、若干の変更がされました。
まず、靴底がゴム製から耐油ビニル底になり、底の模様も横線の簡単な物からイメージラインを加えた少し凝った物に変更されました。
甲ゴムのデザインは変わっていませんが、サイズに関係なく同じ甲ゴムを使用するようになりました。中敷きも変更され、ロケットシューズらしい絵柄になりました。
ロケット(コバルト)ロケット(コバルト)ロケット(コバルト)ロケット(コバルト)
ロケット(コバルト)ロケット(コバルト)ロケット(コバルト)ロケット(コバルト)
ロケット(コバルト)ロケット(コバルト)


昭和40年後半の
ロケットシューズ
(21.5cm、コバルト)

1972年製です。このサイズ、この色と私的に一番ロケットシューズらしいフォルムで、個人的に気に入っています。私が履いていたのは丁度このころもので、このサイズでした。
懐かしいッス(^^;)
ロケット(コバルト)ロケット(コバルト)ロケット(コバルト)ロケット(コバルト)
ロケット(コバルト)ロケット(コバルト)ロケット(コバルト)ロケット(コバルト)
ロケット(コバルト)



解説は管理人の独断と偏見です(^^:)間違いがありましたら掲示板でお願いします。直します。


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